LASIK術後の涙液breakup patternと ジクアホソルナトリウム点眼の影響

【 更新日:2017/09/16 】

ドライアイは、LASIK術後に見られる最も多い合併症である。近年、LASIK術後ドライアイにおいて自覚症状、他覚所見の改善にジクアホソルナトリウム点眼液の有効性が報告されているものの涙液breakup patternへの影響については知られていない。今回、LASIK術後症例で涙液breakup pattern とジクアホソルナトリウム点眼液の影響を検討したので報告する。

対象は、当院でフラップ作成にフェムトセカンドレーザーを用いた術前等価球面度数-1.25D ~ -6.75D(平均-3.37D±2.61D)のLASIK症例12名24眼(女性5名、男性7名)。

方法は、対象症例に術当日よりジクアホソルナトリウム点眼液を点眼し、術後1週間目、1、3、6か月目に涙液breakup pattern、BUT、角膜知覚、角結膜障害を評価した。

結果:涙液breakup patternは、経過中line、dimple、randomの3パターンのみで、area、spotは認めなかった。経過とともにlineは減少し、randomは増加する傾向にあった。BUTと角膜知覚は経過とともに改善したが、涙液breakup patternにおいてBUTはline、dimpleでは短く、randomでは長かったものの、角膜知覚では一定の傾向は存在しなかった。角結膜上皮障害は、lineでは多く、randomでは少なく、dimpleでは一定の傾向を認めなかった。

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