緑内障勉強会抄録

【 更新日:2020/02/12 】

「今、話題の第一選択治療としての SLT(いきなりSLT)とは」

福井県済生会病院眼科部長 新田 耕治 先生

全く点眼治療などを始めていない症例に“いきなりSLT”を施行する治療法は、日本ではあまり活用されてきませんでした。しかし、私は、2013年に日眼会誌に、NTGにおける“いきなりSLT”の有効性と安全性について前向き研究しその成果を報告し、以後も実臨床に活用してきました。そこへ、2019年に“いきなりSLT”の多施設前向き研究結果がLANCETにて発表されました。“いきなりSLT”を施行し3年後に点眼なしで78.2%の症例が目標眼圧に達成し、“いきなりSLT”は、医療経済にも有益であると報告されました。これがきっかけになり、日本でも『先生、埃がかぶっているSLTをこれから使いたいけどどのように打つの?』『“いきなりSLT”を患者にどのように勧めたらよいの?』などさまざまな先生から反響をいただいております。本講演でLANCETの論文を中心に第一選択治療としてのSLTの位置づけ、早いタイミングのSLT治療を患者にどのように切り出すか、“いきなりSLT”の自験例成績などをご紹介したいと思います、乞うご期待を。


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