第328回岩手眼科集談会

【 更新日:2013/03/27 】

小野寺 毅・小笠原 孝祐
タフルプロスト点眼による角膜厚の変化

目的:近年、プロスタグラジン関連点眼薬は強力な眼圧下降効果とともに角膜厚にも影響があるとの報告が散見される。今回、タフルプロスト点眼の中心角膜厚(CCT)への影響について検討した。

方法:対象は当院で開放隅角緑内障(広義)に対しタフルプロスト点眼を1日1回両眼に単独投与した10例20眼(63.2±12.5歳)。投与前、投与後1か月、3か月目に非接触型眼圧角膜厚測定装置にて眼圧とCCTを測定した。

結果:投与前、投与後1か月、3か月目にそれぞれ眼圧(mmHg)は16.9±3.4、14.4±1.6(p=0.001)、15.2±2.5(p=0.002)、また、CCT(μm)は531.6±32.7、529.5±32.3(p=0.04)、527.0±30.2(p=0.004)と眼圧、CCTともに投与前と比較して投与後は有意に減少した。

結論:タフルプロスト点眼は眼圧を下降するとともに、CCTを薄くした。

前のページへは、ブラウザの戻るボタンでお戻りください。

TOPへ