平成11年4月号(№43) 適度の飲酒は脳卒中を予防させる!

【 更新日:1999/04/01 】

コロンビア大学のElkind博士は、「ビールやワイン、蒸留酒などいずれのアルコール飲料でも一日に飲む量が適量であれば虚血性脳血管(脳卒中)のリスク(危険度)を約半減できる」という愛飲家にとってはうれしい報告をJAMAという一流誌に発表し注目されている。
 近年のワインブーム(特に赤ワイン)はワインの中にポリフェノールという物質が豊富に含まれ、心筋梗塞や脳卒中の予防効果があることに起因しているようである。今回の報告では、脳卒中のリスク低減に関してビール、ワイン、蒸留酒でいずれも同じ効果が認められたという。アルコールには血栓(血のかたまり)形成防止効果があることがその理由と考えられるが、「適度の飲酒は健康なライフスタイルの一部となりうるということで、だからといって飲酒習慣のないものが飲酒を始める必要はない」と強調している。また、適度なアルコールとはワインなら約120cc、ビールなら355cc、蒸留酒なら45ccに相当するという。ということは残念ながらほとんどの人は適量以上を毎日飲んでいることになろう。ちなみに7倍量の飲酒をする人が脳卒中になるリスクは3倍以上になるという。

前のページへは、ブラウザの戻るボタンでお戻りください。

TOPへ