平成25年3月号(No.96) 開院満20周年を迎えて

【 更新日:2013/06/24 】

 平成5年3月1日に開院した小笠原眼科クリニックも多くの方々に支えられ、今年3月1日満20周年を迎えることができました。地域医療への貢献と充実を目指し、公共性と永続性をモットーに切磋琢磨の気持ちを忘れず、これまで職員一同、日々の診療にあたらせて頂きました。
 20年という歳月は過ぎてしまえばあっという間に感じますが、色々な視点から見た場合には感慨深いものがあり、また世の中の変化を感じ取ることもできます。開院当初は6名であった従業員も現在は25名の大所帯となりました。また、建物につきましても3度の増設を行い、昨年5月には本院裏に増設棟を建設し手術室を充実させ、さらに安全なものとなりました。今年5月には病院横に新たに30台分の駐車スペースが増設される予定となっており、本院前の駐車スペースは身体障がい者用の車が駐車できるようにしたいと考えております。これまで当院には遠方からも沢山の方々に来て頂いておりましたが、今後は駐車場不足問題も多少なりとも解決できるものと思っております。
 患者の皆様を診療するということはそれだけの責任があり、長い年月でお付き合いをしなければならないことは当然ですが、向後とも一人でも多くの皆様方に希望の光を与え続けることができるよう頑張っていきたいと思います。
 さて、この度、開院満20周年という節目にあたり、当院主催の開院20周年記念市民公開講座講演会を企画致しました。以下に講師の先生の紹介と講演内容の概略を紹介させて頂きますので、お時間とご興味のある方は皆様お誘い合わせの上、御出席頂ければこの上ない幸せです。講演会出席の申込用紙を院内に備えてありますので、パンフレットに添付してあるハガキに必要事項を明記の上、お申込み頂きますようお願い申し上げます。
 この件に関しご不明な点がございましたら、受付までお尋ね下さい。

講演1.白内障の予防

 金沢医科大学眼科学主任教授 佐々木 洋 先生

 佐々木先生は白内障の成因についての研究の世界的権威であり、白内障の疫学調査を諸外国を含めた各地で行い、その研究成果は広く認められています。特に白内障には紫外線が大きく関与しており、紫外線量が多いシンガポールと紫外線量の少ないアイスランドでは白内障の発生に15年の差があることを明らかにしております。もし、白内障の予防が可能になれば手術を受けずに生涯過ごすことができる可能性もあります。白内障の診断や治療時期の決定、また治療法についても御講演頂く予定となっております。

講演2.目からはじめるアンチエイジング

慶應義塾大学医学部眼科学教室教授 坪田 一男先生

 坪田先生は、一昨年の東日本大震災・大津波の際にいち早く被災地に赴き、その惨状を見て2004年にハリケーン カトリーナの際に活躍したアメリカのビジョンバンという被災地を巡回できる眼科診療バスをマイアミ大学から日本に借り受け、被災地での活動に役立てることに奔走し、政府要人を動かし実現させたことで有名な先生です。専門は多岐に及んでおりますが、特にも目の加齢すなわち年を取ることによって生じる目の色々な機能低下についてその原因と予防法について研究しており、眼科に関するサプリメントについての第一人者でもあります。いつまでも健康なビジュアルライフを過ごすにはどのような手立てがあるのかをお話してくれるものと期待しております。

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