平成21年1月号(No.81) 当院における新しい診療システムの導入について

【 更新日:2009/01/01 】

新しいタイプのカルテ管理システムであるカルテスキャンビューアシステムならびに再来患者さんの予約診療について検討を行ってきましたが、今年3月を目途に本格的に実施する予定ですので、その概略を御説明申し上げます。

<1.カルテビューアシステムについて>

皆様も電子カルテが多くの医院や病院で導入されていることは御存知のことと思います。しかしながら、電子カルテの導入により患者さんと接する際に眼を見ないでパソコンを見ながらの診察が行われることが問題となっており、患者さんからは不満や不安の声が聞かれております。今回、当院で導入を決定したカルテビューアシステムは、診察は今まで通り紙カルテを用いて行いますが、その紙カルテをスキャンの上、パソコン内に取り込み管理するシステムです。したがって、診療形態には大きな変化をもたらすことなく、個人情報を保護するとともに次のような利点が期待できるものです。
 ① カルテ棚がなくなり、カルテ探しにかかる時間が削減される。
 ② カルテの出し入れ、カルテ運びにかかる時間が削減される。
 ③ その結果、患者さんの流れがスムースになり、待ち時間の短縮に結びつく。
 ④ 今までの患者さんのデータを半永久的に保存できる。
 ⑤ 診療医師は電子カルテと異なり、パソコンのキーボードから解放される。
 患者さんのIDナンバーが受付でわかれば、お薬の処方内容も即座に知ることが出来ます。また、平成12年に当院で導入した眼底写真をはじめとする眼の検査データ等を管理する画像ファイアリングシステムとは別のラインを用いるため、一つのシステムが作動しなくなっても、診療への影響が少ないこと、また、電子カルテシステムに比べ動作中の中断やトラブルが少ないことも特徴として挙げられております。現在、東北・北海道地域において採用している施設はありませんが、米国ワシントンにある有名なジョージタウン大学や東京都内の有名な病院には既に採用されており、東海大学付属病院をはじめ有名な大学病院でもシステムの導入が開始されております。

<2.再来患者さんの時間帯予約制について>

患者の皆様方には平素より待ち時間が長いことで大変御迷惑をお掛けしており、誠に申し訳なく思っております。この度、待ち時間を緩和するため、再来する患者さんの予約を30分毎の時間帯にお取りさせて頂き、少しでも待ち時間の短縮ならびに患者の皆様方が集中する時間帯の緩和を目指すことを目的に時間帯予約制を導入することに致しました。あくまでも完全な時間予約制ではありませんので、開始にあたりましては当初は種々御迷惑をお掛けすると思いますが何卒御理解の上、御協力を賜りたくお願い申し上げます。3月の開始時には小手術、特殊検査、入院案内、手術の説明等の予約患者さんから導入を開始していき、その後、徐々に拡大し、約1年後には全ての再来患者さんにおいて時間帯予約制をとらせて頂きたいと考えております。時間帯に診察する患者数が限られることになりますので、患者の皆様方には再来期日を決定するにあたっては患者数が偏ることがないよう予約をとらせて頂くシステムを目指したいと考えておりますので、御協力の程何卒宜しくお願い申し上げます。以下に考えているシステムについて図で表示をさせて頂きます。尚、予約時間帯は午前9時から12時、午後2時から午後5時とさせて頂きます。電話での予約受付は原則として予約変更のみとさせて頂きますが、将来的には新患の予約受付も電話でできるようにしたいと考えております。

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