F.Iさん(37歳) 女性

【 更新日:2013/09/21 】

岩手県紫波郡 F.Iさん (37歳) 女性

術前裸眼視力 術後1ヶ月裸眼視力
R=0.02  L=0.02   R=1.5p  L=1.5

 私の主人は5年前にレーシックの手術を受け私にも手術を勧めていましたが、多少不便でもめがねやコンタクトレンズで一生過ごせばいいやと思っていました。朝起きてから夜寝る直前までコンタクトレンズを入れ、危険性は知っていたものの定期健診も忙しさと煩わしさからずっと受けていませんでした。そんな使い方をしていたら、目の表面に傷がつき、なかなか治らずコンタクトを入れられなくなってしまいました。強度近視のため、度の強い眼鏡はレンズが厚くなり重みで耳や鼻は痛くなるのですが、起きている間は眼鏡を片時も外すことは出来ず大変不便で不快な生活でした。そんな私を見るに見かねたのか、また主人からレーシックを強く勧められ、あれほど断り続けていた私も検査を受けてみようかと思いました。

検査の結果、強度近視のためレーシックを受けても視力が思うように上がらない可能性があり、フェイキックIOLの方が確実に視力が上がると言われました。でも、初めて聞く視力矯正方法でしたし、小笠原眼科でもまだ手術の実績がないと言うことでした。

フェイキックの手術方法は、実績はなくても白内障手術と大体同じようなもので手術自体はあまり心配いらないと思うということだし、将来的に白内障手術をするときも取り外すこともできるということ、費用はかなり高額だけど確実に視力が上がるが、片目ずつ約1ヵ月あけて手術しなければならない。レーシックは両目を一日で手術できるし、費用はフェイキックほどかからない。でも、視力が上がらないかもしれない。今まで何の病気にもかかったこともなく手術なんてやったことのない私は、角膜を切るなんて恐ろしいと思いましたが、麻酔もするし手術自体は痛みがほとんどありませんでした(いちばん痛かったのは、手術前の点滴かな)。手術中は、眼を動かさないように気をつけることに集中力が必要でしたが、手術自体は30分位だったと思います。

手術後数時間で目を開けて見るとコンタクトレンズを入れているように、クッキリ・ハッキリと世の中が見えました。しかも目の中にレンズが入っているなんて違和感は全くないし、他の人からもよほど気をつけて見ないとレンズが入っていることは分からないようです。心配していた片目だけ視力が悪い生活も、手術していない方はコンタクトレンズを入れれば支障ありませんでした。片目が1.5は見えていたので遠近感さえ気をつければコンタクトレンズを入れなくても最低限の日常生活は支障なかったです。ただ、目薬の種類が多く忘れずに点眼することが大変でしたし、手術後の検診も回数が多く通院が大変でしたが、快適な裸眼での生活を手に入れられたので、もうこんな経験も生涯これで最後だと頑張ることができました。

左右それぞれ1.5~2.0の視力は、遠くの小さい字はもちろん、ちょっと離れたところを飛んでいる蚊まで見えるようになりびっくりしました。今まで見えないことが当たり前だった、朝目覚めるときやお風呂など「見える」と感動する瞬間がいっぱいあり、これからもまだまだ「こんなこともできるんだ」「こんなことしなくていいんだ」と感動する瞬間があると思います。それから、主人には手術してから明るくなったと言われました。きっとドライアイや眼精疲労の不快さから機嫌が悪くなり、私からのイライラの被害を一番受けていたのは主人だったのでしょう…。

レーシックが不適応と言われた方には、ぜひフェイキックをお勧めしたいです。とっても快適な裸眼生活が送れると思いますよ。


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