平成10年10月号(№40) 新潟紀行
7月24日、新潟市へ1泊2日の旅行に出発した。メンバーは小笠原眼科の事務3名。3名とも新潟へは初めて足をふみ入れるということで、期待半分、不安半分の出発となった。花巻空港から思っていたよりだいぶ小さい飛行機で小1時間あっという間に新潟空港へ到着した。機内より一歩外へ出ると、息がつまるような暑さに気持ちが滅入りながらバスで市内へ。“るるぶ新潟”を片手にまずはマジックシティー新潟へ足をふみいれた。仮想体験が楽しめる数々のアトラクションが揃う、セガ・アミューズメントテーマパークだ。
その中で特に印象的だったのがハウス・オブ・ホラーである。その怖さといったら・・・言葉にならない。出口からいい大人が転がり出て、床に這いつくばってしまったといえば多分分かっていただけるだろうか。途中何度「もう帰る」と叫んだことだろう。最後の最後に映画の13日の金曜日に出てくるジェイソンが本物のチェンソーを手に追いかけてくるのですから。それぞれ体に数カ所ずつあざをつくりながら、マジックシティーから徒歩10分程の所にあるレインボータワーへ行き、視界360度、市街一望夕景を楽しんだ。地上100mからの景観は本当に素晴らしかった。
翌日は日本海に面した場所にある水族館、マリンピア日本海へ。約450種類、2万匹の生物が生息しているという。総水量800tの日本海大水槽では、サメやブリ、エイなどが泳ぎ、その姿を水槽を貫通するマリントンネル内から、頭上や左右に見ることができるのである。その中でも、ペンギン島の日本でも有数の約90羽というフンボルトペンギンとイルカショーのイルカに夢中になった。後に現像した写真を見てもペンギンとイルカだらけであった。宿泊先のホテルのエアコンの調子が悪く、体にまとわりつくような暑さで目覚めるという最悪な朝をむかえたりもしたが、大変楽しい旅行になったことは言うまでもありません。今回、このような旅行の機会をくださった小笠原先生にお礼を申し上げます。ありがとうございました。
(事務 扇田 由紀子)