コンタクトレンズを装用されている方へ
【 更新日:2017/11/20 】
アレルギー性結膜炎の慢性化
花粉・ハウスダスト・動物などにより、結膜にアレルギーによる炎症を起こした状態です。コンタクトレンズの刺激によってアレルギー症状
が悪化し、慢性化してしまうことがあります。
角膜内皮細胞の減少
黒目の内側にある角膜内皮細胞が、10年以上のコンタクトレンズ装用による酸素不足で、ダメージを受け死んでしまうことがあります。
この細胞は一度死ぬと再生しないため、将来白内障の手術などが受けられない可能性が出てきます。
点状表層角膜症による異物感・充血の悪化
角膜表面についた傷で、角膜表面の細胞が部分的に脱落している状態です。原因はコンタクトレンズの汚れ、ドライアイ、ケア用品への反応など様々です。ひどくなると異物感や充血などの症状がありますが、軽度のときには自覚症状がないため進行しやすいものです。
眼瞼下垂(まぶたのたるみ)
ハードコンタクトレンズを長年使用することで、上の瞼がたるんでくることがわかっています。たるみで目が細くなり美容的に気になり、視界も狭まります。