白内障について

【 更新日:2022/04/05 】

白内障は、目の中でレンズの役割を果たす水晶体が濁る病気です。
水晶体が濁ることで、明るいところでまぶしく感じたり、かすんで見えたりします。

動画で分かりやすく解説していますので、ご覧ください。
※ 動画が見られない方は、「水晶体と白内障」からご覧ください。

 

動画で見る白内障と白内障手術

白内障と白内障手術についての動画解説です。
(※動画は音声が出ますので、音量にご注意ください。)

[目次]
1)白内障とは
2)白内障の手術時期は?
3)手術をすれば必ず見えるようになるの?
4)白内障手術は怖くない?
5)白内障手術はどんなふうにするの?
6)白内障手術の合併症は?
7)手術のための入院は?
8)白内障手術の費用は?
9)手術後の眼鏡

水晶体と白内障

正常な水晶体はほぼ透明で必要な光をよく通しますが、白内障になると水晶体が濁りと光が十分に通らなくなります。
主な原因は加齢ですが、その他糖尿病や外傷、ぶどう膜炎などによる白内障もあります。

白内障の症状

主な症状には、明るい所で眩しくて見にくい、物がかすんで見えるなどがあります。

正常な見え方 白内障の見え方
①まぶしく感じる ②かすんで見える

水晶体の濁りかたはその方によって異なりますので、症状は様々です。
例えば、遠くが少しかすんできても、近くがよく見えるようになったという場合には、白内障により水晶体が硬くなり、目の屈折が結果的に近視化していることがありますので、見え方に異常を感じた場合には、眼科医による検査をお勧めします。

白内障と白内障手術

白内障手術は、濁った水晶体を取り除き、その代わりに眼内レンズを入れる手術です。
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白内障手術は進歩し、手術中の合併症や手術後の炎症の程度も低くなり、現在では、国内で年間100万件程行われ、多くの方が手術の感激を味わっておられます。
手術は小さな切開で眼内レンズを入れることができ、短時間で終了します。手術当日の帰宅もできるほどです。

眼内レンズを入れた後の一定期間、まぶしさを感じたり、違和感があることがありますが、時間が経つにつれて次第に軽減されていきます。

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