平成17年3月号(No.66) ピンクの制服

【 更新日:2005/03/01 】

「お大事にどうぞ」ピンクの制服を着てそう言い続け、3月1日で開院丸々12年、13年目に入ります。そして、私の勤続年数も同じ13年目になります。開院当初はまだ若かったので(ピチピチフレッシュではありませんでしたが)、抵抗なく着ていたピンクの制服も今では少々「…いつまでピンクは通用するのだろう…」と思いながら着るようになりました。開院当初、院長、事務長、看護師3人、事務2人という少人数でスタートした小笠原眼科も、今では院長、副院長、事務長、看護師8人、検査6人、事務3人、秘書1人、掃除のおばさんまでいる超豪華メンバーになりました。患者さんの人数も38,000人を超え、忙しい毎日です。丸々12年、13年目になる訳ですから、やはりいろいろなことがありました。その中で「あ~、13年経ったんだなぁ」と思わざるを得ないことがあります。それは、開院当初、看護師の1人が出産したばかりで赤ちゃんがいました。預けるところを決めるまでの間、受付で見ていたことがあります。その赤ちゃんが今年の4月から中学生になるそうです。“おぎゃー”が“つめえり”です。びっくりですよね。月日は流れ、開院当初のメンバーは院長、事務長、その中学生の母親の看護師1人、そして私の4人だけとなってしまいました。患者さんに「昔から働いている人がいると安心する」と言われ、とても嬉しく感じました。ある看護師は「定年までいる!」と定年宣言をしました。開院から定年まで同じ職場に勤めるってすごいことですよね。私?私はまだ若干若いのでどうなるかはわかりませんが、きっと「まだピンクは着ていいのだろうか」と思いながら、少々厚化粧になりながら「お大事にどうぞ」と言っているようなそんな気がします。

受付事務 山崎 利恵

私のゴルフを変えた一言

私はあまり趣味といえるものはありませんが、唯一続けているのがゴルフです。私とゴルフとの出会いは今から21年前、前職時代に仕事の関係上、必要に迫られてクラブを握ったのが始まりでした。始めた頃はすぐに飽きてしまい、いわゆる三日坊主状態でした。それでも年に2、3回の付き合いラウンドをこなしていましたが、5年程経ったある日、職場のトップと接待ゴルフに同行することになりました。自分では迷惑を掛けないようにただひたすら走り、必死にプレーしたつもりでしたが、終了後、トップから言われた言葉が「接待ゴルフは自分が楽しんじゃダメだ」の一言でした。それを聞いた私は、ある程度の実力がなければ接待ゴルフはできないと思い、それから暇をみつけてはひたすら練習場に通ったことを思い出します。
 「好きこそものの上手なれ」と言いますが、私も例外ではなく、ある程度納得のいくスイングができるようになると徐々にスコアも伸びていき、逆にゴルフの魅力に取り付かれていきました。そうなると、楽しくてしょうがありません。傘を持っては素振り、棒のようなものを持つと所構わず振り回す始末、部屋の蛍光灯を割って家族からひんしゅくをかったこともあります。ゴルフ雑誌も買いあさり、いつしか頭でっかちに…。その頃からスイングやパットに悩みだし、自己流でスイング改造!これがなんと大スランプの始まりでした。何をやっても上手くいかず、自分でもゴルフがわからなくなってしまい、もうやめようかなと思った時期もありました。そんな時、知人に言われた一言「余計な欲は捨てたら」。その一言で全てが吹っ切れました。自分の中の3欲(飛ばしたい、寄せたい、入れたい)を捨て、自分の飛距離に満足し、グリーンセンターを目標に、カップの近くまでを心掛けるようになってからというもの、プレーにも余裕ができ、またゴルフが楽しくなってきました。趣味と言えるほどラウンドもしていませんが、これからも細く長く続けていけるスポーツだと思っていますので、気負わず、年齢に合わせてのんびりと楽しんでいきたいと思います。
 当院も3月1日で開院13年目を迎えました。今後も20年、30年に向け、私自身せめて仕事ではシングルになれればと思っております。ただ、その頃にはゴルフクラブを杖にして歩いているかもしれません。その時は、気軽に声を掛けて頂ければ幸いです。

事務長 高橋 秀孝


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