平成15年11月号(No.61) 第3回東北屈折矯正研究会を開催して

【 更新日:2003/11/01 】

ー近視・乱視矯正手術「レーシック」の今ー

平成15年10月5日(日)に盛岡市において東北屈折矯正研究会が小笠原眼科主幹のもと開催されました。この会は、エキシマレーザーによる近視・乱視矯正手術レーシックを中心に、屈折矯正治療の最先端について情報交換と診療技術の向上を目指して3年前に発足しました。今回の参加者は医師、看護師、視能訓練士、関連検査員を含め50名でした。
 当院からは、一般講演として「レーシック後のコントラスト感度と夜間視力について」視能訓練士の高野美代が発表しました。また、国内では最多の手術数を経験している南青山アイクリニック主任執刀医の堀好子先生には「カスタム照射レーシックの現状と経過」という大変有意義かつ最先端の特別講演を行って頂きました。
 現在、東北地方では7施設においてレーシックが行われており、年間約700件の手術が施行され、岩手県における手術件数は約200件です。全国的にはレーシック手術件数は少ない地域ですが、年々手術の安全性と確実性が一般の方々にも知られるようになり、今後も増加するものと予想されています。レーシックを受けるにあたっては、手術を受けることができるかどうかという適応検査を最初に受けて頂くことになります。角膜(黒目)に病気があったり、角膜の厚みが不足していたり、緑内障や白内障、糖尿病などの病気がある場合には、原則として手術の適応外となります。また、極端に強い近視でレーザー治療の限界と判断されることもありますので、岩手県内であればレーシック施行施設である岩手医大(TEL:019-651-5111)または小笠原眼科クリニック(フリーダイヤル:0120-312524)にて適応検査を予約して頂きたいと思います。適応と判断された場合には、手術についての詳しい説明(カウンセリング)を行い、十分に納得して頂いた上で手術を施行することになります。また、定期的に行われているレーシック説明会(次回当院では12月20日開催)に参加してみるのも良いと思います。尚、コンタクトレンズを使用している方は角膜の表面の形状が変化しているため、適応検査を受ける際にはソフトコンタクトレンズであれば1週間、ハードコンタクトレンズであれば2週間レンズを外して来院して頂ければ、より詳細なチェックを受けることができます。

院長 小笠原 孝祐

自己紹介

今年の8月1日からパートで勤務させて頂いております。以前は内科医院で働いておりました。眼科で働くのは今回が初めてで、働き始めることも10年ぶりです。この10年間は3人の子育てに奮闘しておりました。3人の子供たちは3人3様です。長女はすごく恥ずかしがり屋さん、次女は自分をしっかり持っていて、長男はすごく甘えん坊です。子育ての中で子供たちからいろいろなことを学んでいます。そして、私が毎日元気でいられるのは、子供たちの元気と主人の優しさがあるからです。
 子育てと同様、仕事の中でも学び得ることがたくさんあると思います。眼科は初めてで何かとわからないことがあり、ご迷惑をお掛けすることも多々あると思いますが、早く仕事を覚えるよう一生懸命努力をして、患者さんや病院のためにがんばっていきたいと思います。
 思いやりと感謝の気持ちを忘れずに仕事をしていきたいと思いますので宜しくお願い致します。

看護師 立花 光子


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