他科・他院との連携

【 更新日:2013/05/08 】

甲状腺と目

甲状腺の働きが必要以上に亢進する病気はバセドウ病として知られており、体重減少・発汗減少・手指の震えなどの症状があらわれます。目の症状(甲状腺眼症)としては眼球突出だけでなく、乾燥性角結膜炎・眼瞼後退(まぶたがつりあがり、しろ目が露出する)・眼球運動障害による複視・高眼圧症、また稀に視神経の障害も出現します。
当院では、全国的にも有名な盛岡市の『栗原甲状腺クリニック』の先生方ならびに東京の『オリンピアクリニック井上眼科病院』と密接な連携を保ち、甲状腺眼症の治療にあたっております。

糖尿病と目

近年『生活習慣病』が問題になっていますが、その代表が糖尿病です。日本人の40歳以上の10人に1人が糖尿病になっているといわれています。 糖尿病が恐い理由は、目・腎臓・神経などに合併症が起こることと、心筋梗塞や脳梗塞の誘因となることです。 糖尿病による目の合併症としては、白内障・網膜症のほか、眼筋麻痺(物が2つに見える)・角膜症・ぶどう膜炎などがあり、特に網膜症が進行した場合には失明の危険があります。ちなみに、我が国における成人の失明原因(年間1万6千人)の第2位は糖尿病網膜症です。 何の病気でも早期発見・早期治療が大切ですが、当院ではあらゆる糖尿病合併症に対応するとともに、日本糖尿病学会認定の専門医の先生方と連携をとった治療を行っております。

HbA1cを知っていますか? -血液の健康度を表す数値-

HbA1cとは?

HbA1c(グリコヘモグロビンA1c)は血液検査によってわかる数値で、糖尿病の診断に使われます。ごはんやパンなど、炭水化物が消化されてできるブドウ糖は、体を動かすエネルギー源として血液によって全身に運ばれます。血液中のブドウ糖の濃さを表す血糖値は、検査前の食事や運動で数値が大きく変わります。しかし、HbA1cはそういうことがなく、過去1~2ヵ月間の平均的な血糖値の状況がわかる信頼性の高い数値です。HbA1cが高いということは体内にとって過剰な糖分が本来は酸素を運ぶべきヘモグロビンと結びつくという異常が大きいことを意味します。HbA1cは糖尿病であるかどうかだけでなく、糖尿病がよくなっているかどうかの判断にも使えます。

表記が変わりました

HbA1cの表記は2013年4月に全面的に変わりました。これまでの数値JDS(Japan Diabetes Society値)は日本国内だけで使われていましたが、国際化に合わせて、世界的に広く使われている国際基準値NGSP(National Glycohemoglobin Standardization Program値)を使うことになったわけです。ふつうはJDS値に「0.4」を加えるとNGSP値になります。
4月以降の検査結果を見て、以前に比べて「数値が上がってしまった」と勘違いしないようにしましょう。

注意するのは5.6(NGSP値)から

皆さんがHbA1cの数値を目にするのは、健康診断や人間ドッグを受けたときでしょう。
HbA1cの数値だけでは判断できませんが、数値が5.6以上あると、将来糖尿病になる危険性があります。HbA1cの数値が高いということは、体全体が“ブドウ糖漬け”になっているという困った状態です。そんなことにならないためにも、定期的に検診を受け、HbA1cの数値が気になるときは、かかりつけの医師に早めに相談しましょう。

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