緑内障の薬物治療

【 更新日:2017/11/20 】

緑内障治療は、症状の進行を抑えることが目標です。そのためには、眼圧をできるだけ下げる治療が重要です。眼圧を下げる方法としては、点眼薬を用いる方法と手術する方法がありますが、まず初めは、点眼薬で眼圧を下げる治療を行うのが一般的です。通常、1種類の点眼薬から始め、効果がない場合は薬を変更したり、2種類、3種類の薬を併せて使うこともあります。それでも効果がない場合は、内服薬を使うこともありますが、副作用が出やすいので長期間は使用しづらいです。

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正しい点眼薬のさし方

点眼薬は、眼からあふれるほど大量にさした方が良いと思っていませんか?点眼薬も他のお薬と同様、正しく使わないと充分な効果が出ない場合があります。正しい点眼薬のさし方を覚えておきましょう。

1回の点眼は1滴で充分 2滴以上さしても、目の外に流れ出てしまい無駄になったり、目のまわりについたりしてしまいます。
点眼薬をさしたら、まばたきをせずに、静かに目を閉じて、1~2分そのままにしましょう。 点眼薬を眼の外にこぼさず、薬が吸収される
のを待ちます。
2種類以上の点眼薬をさすときは、5分以上(場合によっては10分)あけましょう。 続けてさすと、薬が目からあふれたりまざったりして、充分な効果が得られなくなります。

正しい保管方法

光や温度に弱い点眼薬もあります。光をさえぎる必要のある点眼薬は付属の袋に入れて、直射日光の当たらない場所に保管しましょう。


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