緑内障と眼圧

【 更新日:2013/04/04 】

どうして眼圧が高くなるの?

房水の流れが悪いのが原因。そもそも眼圧はどうやって一定に保たれているのでしょうか。
 眼の中には房水といって、眼の組織に酸素や栄養を与えたり、眼の中のいらなくなった物質を運んだり、目の形を保つ働きをしている透明な液体があります。房水は毛様体で作られて瞳孔を通り、そのほとんどは隅角と呼ばれる場所にある排水口(線維柱帯と呼ばれる)へと流れ、シュレム管から眼球の外の静脈へ吸収されていきます。また一部は隅角から毛様体の方へ流れ、吸収される経路もあります。
 これらの流れが様々な理由で流れにくくなると、行き場所のなくなった房水が眼の中にたまり、眼圧が高くなります。高すぎる眼圧は緑内障を起こしやすくなりますので、緑内障には眼圧の検査が欠かせません。

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眼圧だけではわからない視神経の障害

正常眼圧緑内障は、眼底検査が重要。視神経が圧力に強いか弱いかには個人差があります。眼圧は正常範囲なのに緑内障を発症する正常眼圧緑内障は、視神経が圧力に弱くて正常な眼圧でも視神経を圧迫してしまうためではないかと考えられています。あるいは視神経に栄養を与える血液の循環が悪くなり、視神経が栄養不足になっているためではないかという説もあります。
 このような緑内障は、眼圧の検査だけではわかりません。そのため、眼底検査で視神経の状態をみる必要があるのです。眼底には視神経が束になって脳へと続いている、丸くくぼんだ視神経乳頭という部分がありますが、視神経が死んでしまうとこの部分がだんだんとえぐれていきます。

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